6月11日(日) 高松沖 ベラ釣り


くるま屋さんのお誘いで

地元でベラ(標準和名はキュウセン)釣りに。



最近は水深100mとかオモリ100号とかヘビーな釣りばかりしていたので

水深10mにオモリ10号と超ライトなエギングタックルで楽チン釣行。


夜が明けてから ゆっくり出船。


最初の流しからコンコンと小気味よいアタリ。



青ベラの引きはかなり強烈。


仕掛けはシンプルに



胴突き2本枝 枝間30cm 枝5cm 針は丸せいご9号

エサはオキアミ


いいポイントに入れば仕掛けが着底後3秒以内にアタリがある。



追い食いを待つわけでもないが

時々ダブルヒット。


アタリが途切れない釣りは楽しい。


オキアミエサなので勝負は一瞬。

エサを取られるか 掛けられるか。



数釣りでは、いかに手返しよくエサを付け替え仕掛けを投入できるかが大切。

赤ベラ:青ベラ=3:1 だが

青ベラの方が断然大きいので 重量的には同じくらい。


よく釣れるラインに入ると入れ食いになるが

少しラインが外れると アタリは途絶える。


食いが悪くなると船頭さんは微妙なライン調整をしてくれるので

すぐにまた釣れだす。


ベラの他にはチャリコ・キス・ガシラ・ハゼなど



キスもこれくらいあればいいんだけど。


ベラは成長とともに♀から♂へと性転換する魚。

群れの中で速く成長した個体が♂になりハーレムを作る。

だから絶対数として♂の青ベラより♀の赤ベラの方が圧倒的に多い。

その♂が欠けたとしても、次に大きくて強い♀が♂に変わり子孫を残す。



最近の研究では、♀のような体色をしている生まれつきの♂も10〜15%いるそうな。

さらにイソベラ(ホシササノハベラ)の仲間には

♀→♂→♀と状況に合わせて変幻自在に性転換を繰り返すものもいるとか。

生態はまだまだ謎に包まれる魚のようだ。


これだけ釣れたら十分でしょうと10:30納竿。



実釣4時間ほどで ベラをメインに100匹ほど。

地元の小物に癒される釣りもいいものです。



本日の釣果 ベラ 〜25cm 83匹 など